バルブクリアランス調整に挑戦しました。
1−2−3−4各気筒の上支点を出して1気筒4バルブづつ調整していきます。
調整範囲が吸気0.13〜0.18mm、排気0.18〜0.23mmとかなり繊細です・・・エンジンって・・・。

左の道具がシクネスゲージ。これでバルブクリアランスを測ります。

カム山にかじりは当然あると思ってましたが、爪で浅くひっかいた程度でしたので見逃すことにします。
クリアランスの余裕が0.0何mmなので感覚が慣れるまでむずかしいですね。ひっかかる手ごたえが出たらokかな…と。
シックネスゲージをクリアランスに挿入して調整した後にアジャストボルトをナットで固定します。
外したヘッドカバーは汚かったので剥離剤で塗装を剥がし、耐水ペーパーで磨きました。
このままポリっシュしてもいいかな・・・でも手入れが大変みたいだし・・・。

次は塗装です。
耐熱スプレーTOPHEAT というやつです。耐ガソリン性もあるとのことです。
ヘッドカバーをペイントしました。
耐熱塗装なので熱が加わると硬化します。
ということは熱が加わらないと溶ける可能性もあるというのはあとでわかりました。

ペイントした後 kawasakiの文字部分のみ研磨して塗装を剥ぎました。

キャブ、サーモスタット、イグニッションコイルを戻しエンジンまわりは終了です。

あとで試乗すると、間違いなく低速がパワフルになりました。エンジンからのカチカチ音も無くなりました。

※実は最初サーモのパイプがうまくハマっていなかったらしく、熱湯化した冷却液がヘッドにかかり…塗料が少し溶けました(涙)